カラー診断を受けて、違う診断結果になる理由
こんにちは。
プロブランディングスタイリストの横田 仁実です。
今日はカラー診断のちょっと深い話。
近年カラー診断の人気が急上昇。
資格を取ろう!とコマーシャルでも宣伝しています。
受けた~い!または、資格を取って診断した~い!という人がとっても増えています。
しかし、何度かカラー診断を受けたら【診断結果が違った!】という人が続出。
・どちらを信じていいのか分からない!
・カラー診断なんて信じられない!
と嘆いている人、実は少なくありません。
なぜ診断結果が違ってしまうのか?
プロだから知り得るその原因をお伝えします。
診断結果が違ってしまう原因は、大きく分けると3つあります。
①従来からある【4シーズン・カラー診断】を受けたから
②パーソナルカラーアナリストの実力不足
③ご本人の肌色が変わったから
それぞれ理由を解説していきます。
まず①について。
4シーズン・カラー診断は、現在日本で一番普及している診断方法です。
診断を受けると4つの色のグループ(spring, summer, autumn, winter)のうち
どのグループの色が一番似合うのか分かる診断方法。
しかし、4つのグループに完全に当てはまらない人が大勢いるのです。
以前私のカラー診断を受けた方で、過去に3回4シーズン・カラー診断を受けたら
3回とも診断結果が違った!という人がいらっしゃいました。
似合う色を知ってもっと素敵になりたい!と思っているのに、結果が違っては困りますね。
実は4シーズン・カラー診断は30年以上前にアメリカから入ってきた診断方法。
理論や色の分け方が少し古いんです。
カラー診断の本場、欧米では20年以上も前から進化型のカラー診断が主流になっています。
4シーズン(4分類)をより細分化したメソッド、8分類や12分類、16分類といった確実に似合う色が分かる診断方法。
それから、4シーズン・カラー診断では、イエローベース(黄みの色)orブルーベース(青み)、どちらが似合うのか分けますが、これも古い理論です。
なぜなら、イエローベースもブルーベースも似合う人がたくさんいるから。
私もその一人で、左がイエローベース(spring)の洋服を着ていて、右がブルーベース(summer)の洋服を着ています。
springとsummerのブライトカラー(明るい色)が両方似合うタイプです。
このようないくつかの理由から、4シーズン・カラー診断を受けると違う診断結果になる可能性があります。
本来パーソナルカラーというのは、人の印象をグーンとアップさせる効果のあるものです。
しかし間違った診断の結果、似合わない色の洋服を着たりメイクをしてしまっては、逆に印象が悪くなってしまいます。
お肌がくすんで見えたり、老けて見えたり、垢抜けない印象に・・・
4シーズン・カラー診断は絶対に受けないほうがいい!と言っている訳ではありません。
少し古い故、そのようなリスクがありますよ~ということです。
参考にしていただければと思います。
次回は理由その②
パーソナルカラーアナリストの実力不足 についてです。
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確実に自分に似合う色を見つけたい方は、当サロンで行っている【16タイプ・カラー診断】をお受けください。
◆4シーズンカラー診断と異なる点◆
・より確実に似合う色が分かる(2つのシーズンの色が似合う人が約9割)
・診断後ご自身でも色の違いを見分けやすく、活用範囲が広がる
・誤診がない